業種 |
自動車
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本社 |
新潟
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不可能を可能にしたモノづくりの挑戦者
精密圧造がまだ不可能といわれていた1960年代。培った金属加工技術と創造開発型スピリッツで、他に先駆けて精密圧造による量産・実用化を成功させた当社。その後、精密圧造・切削技術・熱処理の三大技術で多彩な自動車部品を一貫生産。多くの自動車メーカーに技術力を認められ、ハイブリッド・トランスミッション・エンジン・ブレーキのパーツを提供しています。
超大型から小型まで多彩なパーツフォーマーで生産する当社製品の98%は、複雑かつ特殊な形状の自動車部品です。取引のある大手自動車メーカーに「精密圧造の大野精工」と呼ばれるほど、高精度・高品質な製品づくりに挑み続けてきました。当社の根幹技術は精密圧造ですが、圧造後の切削・研削技術、自動車部品に必須の熱処理、さらに徹底した生産管理と品質管理を含めた自社一貫生産こそ、お客様に選ばれる最大の理由。一つ一つの工程にエンジニアが熱意とこだわりを持って生産し、多くの信頼に応えています。圧造のネットシェイプ化を進め、圧造完成品の提供にも成功するなど、改善に挑み続けています。今後は、更なる取引先拡大を目指します。
100年に一度の転換期を迎えた自動車業界。自動車部品を手掛ける当社も、今、新しいモノづくりの時代に突入しています。固有の技術の応用、付加価値、幅広い視野と多方向からの検証、環境への配慮が必要です。圧造加工品の高精度化にとどまらず、機械の高速化、ロボットやAIの導入による省力化、無人化、合理化への取り組みを始めています。また、材料ロスが少なく、強度が高く、精度のばらつきも少ない圧造技術は、サスティナブル社会に適した製造技術です。当社のこれまでの経験、ノウハウを活かして、自動車業界だけでなく、産業用ロボットなど新分野への参戦を視野に、技術を高めていこうと考えています。創業85年の新たな挑戦です。
新たな技術が生まれるとき、次の段階に進化するときに必要なものは。ヒラメキや偶然ではなく、わずかな「?」に気づき、一つの課題を考え抜き、真剣に追い求め、トライ&エラーを繰り返すエンジニアの姿勢です。ですから、当社では、日々の仕事の中での発見や違和感をきっかけに改善していく活動を大切にしています。マイナスがプラスに変わるのが見られる面白さや達成感が味わえ、改善事務局に改善提案をプレゼンし、評価されると表彰される事も。企業としての生産性の向上は、こうした地道で永続的な取り組みが支えています。創業してまもなく大野式耕運機を開発した当社の創造開発型スピリットは、こうして受け継がれて来たのです。
事業内容 | <自動車部品製造>
(1) ハイブリッド部品 (2) トランスミッション部品 (CVT、A/T、M/T) (3) エンジン部品(ガソリン車、ディーゼル車) (4) インジェクター部品(電子制御燃料噴射装置) (5) ブレーキ部品(マスターバック装置、他) (6)自動運転部品 <ロボット部品製造> ・産業用ロボット部品 <暖房器具部品製造> ・ストーブ部品〈自動車部品製造〉 |
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創業 | 1935年3月 |
設立 | 1963年6月 |
資本金 | 4500万円 |
代表者 | 代表取締役社長 大野雅弘 |
従業員数 | 620名(男500、女120) |
事業所 | 1.本社・工場/新潟県新潟市
2.加茂工場/加茂市 |
売上高 | 191億円(2019年5月期実績)
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主要取引先(敬称略) | 〈関東地区〉
日野自動車(株)、 不二工機(株)、ボッシュ(株)、 NSKステアリングシステムズ(株)、 (株)サンコーシヤ 〈東海地区〉 トヨタ自動車(株)、 アイシン・エイ・ダブリュ(株)、 臼井国際産業(株)、 (株)ジェイテクト、ジヤトコ(株)、 (株)デンソー、 (株)豊田自動織機、 (株)トヨトミ 〈関西地区〉 ダイハツ工業(株)、 明石機械工業(株) 〈中国地区〉 マツダ(株) |
大野精工の三大技術 | 【精密圧造】金型の中で材料を圧縮して形状を作り上げる加工法。生産効率やコスト面でも優れた効果を発揮
【切削・研磨技術】圧造技術によるメリットをさらに高める工程。複雑な形状。寸法精度の高い加工が可能 【熱処理】部品の耐久性を向上させる製造の重要工程。自動車部品には欠くことはできない特殊工程 |
【新型コロナウイルス感染症への対応 】 | ・予定どおり自社にて説明会を実施します 。
・説明会会場にアルコール消毒薬を用意します。 来社に不安のある方は、個別に電話にて面談等の相談に応じます 。 |